UV硬化プロセスは幅広い基材種への適用性やそのプロセス速度、装置の小型化等、多くのメリットを有することから様々な印刷機に採用されています。また、近年の環境基準・VOC対策として各種生産工程におけるUV材料の採用は日々増加しています

UV光源として代表的な選択肢はUVランプ（水銀ランプ・各種メタハラランプ）および各波長のUV-LEDとなり、対象インク・材料の硬化条件に合わせ最適な光源を選定することになりますが、インク・材料の仕様に基づく光源（必要な波長・強度）の判断のみではなく、実際の硬化試験の実施は避けて通れません。

UV照射テスト装置Y-UVシリーズは各種UVランプおよびUV-LEDを搭載可能で様々な条件によるUV硬化試験を行うことが出来ます。搭載するUVランプおよびUV-LEDは市場で採用実績の豊富な量産仕様品のため生産機条件を見据えた評価検証が可能です。また、一つのテスト装置で複数のランプおよびLEDタイプを試験することも可能なデザインで無駄な検証時間・コストを可能な限り削減した評価フェーズを実現することが出来ます。

Y-UVシリーズは小型デザインでグローバルな実績を誇る英国Integration Technology社UVランプあるいはUV-LEDを搭載します。インターロック付遮光カバー、移動式スタンドアローンタイプ等、お客様の評価目的・環境・コストターゲットにより様々なオプションが選択出来ます。